【初夏のファインサムネイル】【ex.Larson】【コレクター放出品】ミャンマー ペイン・ピット地区 尖晶石接触双晶群晶/スピネル 宝石鉱物 販売

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今週は奇妙な産状と独自な世界観を持つファインサムネイルコレクションを揃え、仕事の都合で延期となった【初夏のファインサムネイル】特別出品を行います。
ex.William F. Larson Collection 13b
サイズ:約23x21x15mm重量:約38カラット産地:Pein-Pyit, Pein-Pyit Zone, Mandalay Region, Myanmar. 世界有数の宝石産地であるミャンマーのモゴック地域東北部に位置するペイン・ピット地区からの尖晶石接触双晶の大群晶標本、辺長の誤差はほぼない正確な等辺三角形の結晶面が多数晶出した二組の接触双晶がかなり大きな2.3センチにも達し、結晶学の精密な美が具現した大結晶が甘酸っぽいラズベリーキャンディのようにケースの中でごろっと展示できる尖晶石接触双晶の大結晶ファインサムネイルコレクションです。近年に最も注目を浴びる放出された個人コレクション、公認の世界トップコレクターでありながらミャンマー鉱物の第一人者、“ビルマ・ビル”と呼ばれるビル・ラーソン氏のプライベートコレクションからの一点です。2.3センチ、38カラットを突破した尖晶石にして非常に立派な個体は接触面のない完全フローター産状で、全面に滑らかな結晶面が確認でき、尖晶石の最も求める古典産地であるモゴック地域産の特徴である高クロム含有量でUVライトで照らす場合は強烈な真紅の蛍光を放ちます。ネオン感を帯びるラズベリーピンクの色合いに呈する群晶は大小二組の尖晶石接触双晶によって構成され、正方晶系に属する尖晶石の独特な三角形結晶面がたくさん晶出し、注目すべき大きい方の接触双晶の表面はほぼ完全に誤差のない1.3センチの辺長を持つ等辺三角形結晶が立体感強く浮かび上がり、まさに自然法則の精密な美が具現化した結晶そのもので、甘酸っぽいラズベリーキャンディのようにケースの中でごろっと展示できる尖晶石接触双晶の大結晶ファインサムネイルコレクションです。1500年の採掘の歴史を持つ伝統的な宝石産地であるモゴック地域は鉱物結晶がカットされ、宝石になって初めて価値が認める観念がいまだ根深く、また2010年代に入りモゴック地域の資源枯渇が顕著で、完全な結晶形を示すカット級ルビーやサファイア標本は一般的な標本市場にもともと存在せず、現在では産状の整ったモゴック産ルビー標本すらも市場から消え、五大宝石であるルビーやサファイアに及ばないが優れたモゴック産尖晶石、特に立派なサイズを持つスピネル結晶標本もなかなか出会えない存在となり、大結晶シリーズのファインサムネイルコレクションを築きたい方におすすめのラーソンコレクションからの一点です。特筆すべきことはビル・ラーソン氏は彼が経営するPala International及びPala Mineralsのラベルが付属する販売が目的の標本を除き、ラーソンオリジナルラベルが付いたプライベートコレクションを放出することはほとんどなく、アーケンストーンのロバート・ラヴィンスキー博士が数年をかけ説得し、ラーソン氏が2019年に一部のカリフォルニア鉱物を含め放出された唯一の個人コレクション標本群で、当方がその一部をラヴィンスキー博士から引き継ぎ、今回の特別放出のために博士の了承を得て出品致します。番号13bのラーソンオリジナルラベル、アーケンストーンラベルが付属致します。 1989年までビルマと呼ばれていたミャンマー連邦の面積は676,577平方キロメートルで、人口は約5,100万人です。最大の都市はヤンゴン(旧ラングーン)で、人口は500万人を超えています。国は1962年以来、軍事政権によって統治され、1990年以降、ゆっくりとした民主化が進んでいますが、周知の2021年2月1日に発生したミャンマー軍のクーデターで国家顧問アウンサンスーチー女史が拘束され、軍事政権がミャンマ―全権を掌握しました。民族的には、ミャンマーは非常に異質であり、130以上の民族と部族が、100以上の異なる言語と方言を話します。宗教は比較的平均で、人口の88%が仏教を信じています。ミャンマ―の中心部に位置するモゴック地域はマンダレー州に属し、州都マンダレー市の北東部約205kmに位置するモゴック地方は交通が不便な古い時代にアクセスが難しい地域として知られています。世界最高のルビー産地であるモゴックは北東から南西に約18km渡る3つの隣接する谷によって構成され、古い伝承によると多くの劇毒のヘビに守られ、赤い宝石が眠る「蛇の谷」として語り、蛇を恐れる人々は肉片を谷に投げ込み、それを獲物として運ぶ鷲のねぐらに肉片に付着する宝石がしばしば発見、回収されます。歴史に残る記載では西暦579年に、現在のモゴックに隣接する北部のモメイク地域(有名なマッシュルームタイプのトルマリン産地)からのハンター部族が「美しいルビーのある谷」に訪れ、モゴックをその場所に設立し宝石の採掘が始まったとされています。モゴック・ストーン・トラクトは5,500万年前に始まったインドプレートとユーラシアプレートの衝突にによる広域的な温度、圧力の上昇によりこの地域の基本的な変成岩が形成され、変成作用以外に貫入、スカルン、交代などが各所に確認でき、さらになんと北部に超塩基性火成岩が小範囲に露頭し(ミャンマ―の橄欖石産地であるピャウン・ガウン鉱山)、分散されるはずの複雑な地質作用が奇しくもモゴックの一ヶ所に集中し、それによって形成された一次、二次鉱床からあらゆる宝石、貴石の産出が確認できる奇跡の地です。証拠として五大宝石のダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルド、アレキサンドライトのうち、エメラルドを除きすべてが確認でき(ちなみにモゴック西部のペグマタイト鉱脈は昔に開かれた単一ポケットからグリーンベリルのが少量産出された事実を最近知りました)、緑柱石、燐灰石、尖晶石、月長石、黄玉、橄欖石、柘榴石、金緑石、各種輝石、電気石、風信子石などの一般的な貴宝石、さらにターフェ石、パイナイト、ジェレメジェバイト、ポードレッタイト、セレンディバイトなどの極めて希産のレアストーンを含め、控え目に言っても世界最も豊かな宝石産地です。そしてこのような豊富な宝石資源が眠るモゴックの1500年の歴史は宝石そのものの歴史で、長年宝石を中心に活動する地方の人々は宝石の源である結晶原石を重視しなく、カットされた宝石になって初めて価値が認める観念が根深いが、ビル・ラーソン氏が1993年にエドワード・J・グベリン博士の招待を受け初めてモゴック地方を訪問することで少し変化をもたらした(画像10左:グベリン博士とラーソン氏、モゴックの鉱山にて)。宝石と結晶を同じ自然の奇跡として認識した上で結晶標本の保全に注力するラーソン氏はモゴックの宝石資源の豊かさに驚愕し魅了され、そして当時の地元の市場ですら結晶標本が完全に姿を見せないことを同様に驚くラーソン氏はモゴック鉱物標本の収集を試し始めました。彼以前にこの1500年を超える採掘の歴史を持つ世界最古の宝石産地からの鉱物標本の保全に尽力する人は誰一人もなく、ラーソン氏は30年近く、40回の旅行で自力でミャンマー、特にモゴック地域からのあらゆる産状の鉱物標本を集め、具体的な採掘地点を訪ね、産地の地質と当地の呼び方などを詳細に記録しました。特にラーソン氏は毎回の旅行で専門書籍を持ち込み、地元の学生や宝石商に結晶標本の重要性を教え、結果的に地元で30人程度の鉱物コレクター団体を養成しました。団体の方々とラーソン氏の努力でビルマの地で採掘された産状豊富の宝石鉱物の結晶はカット、一般的な鉱物は価値のないものとして廃棄される運命を免れ、ほとんどの標本は学術において意味の大きい産地の詳しい記録が付く世界において最も全面的なミャンマー鉱物コレクション“William F.Larson Collection of Minerals & Gems of Burma”が築かれ、ミャンマ―そしてモゴック地方は如何に偉大なる宝石鉱物産地である証として後世に語り継がれていきます。千年を超えた採掘と軍事政権の封鎖で現在では同じレベルのコレクションを二度と築くことが能です。同じミャンマー鉱物に秘める魅力に惹かれたのでしょうか、ラーソン氏と親しい関係を持つアーケンストーンのロバート・ラヴィンスキー博士が数年をかけラーソン氏を説得し、2019年に数点の単価百万単位のコレクションを除き、アーケンストーンがほとんどの標本を引き継ぎ、そして2020年のツーソンショーで公開された瞬間に大きな注目を集め、ウェブサイトに前例のない割引提供は一切しないことを明記されるにもかかわらず、ロブの話によるとアーケンストーン史上最速のスピードで販売されています(アーケンストーンのラーソンコレクションギャラリー→モゴック地域東北部に位置するペイン・ピット地区からの尖晶石接触双晶の大群晶標本、辺長の誤差はほぼない正確な等辺三角形の結晶面が多数晶出した二組の接触双晶がかなり大きな2.3センチにも達し、結晶学の精密な美が具現した大結晶が甘酸っぽいラズベリーキャンディのようにケースの中でごろっと展示できる尖晶石接触双晶の大結晶ファインサムネイルコレクションです。近年に最も注目を浴びる放出された個人コレクション、公認の世界トップコレクターでありながらミャンマー鉱物の第一人者、“ビルマ・ビル”と呼ばれるビル・ラーソン氏のプライベートコレクションからの一点です。2.3センチ、38カラットを突破した尖晶石にして非常に立派な個体は接触面のない完全フローター産状(画像2,9:結晶の表面の浅溝はエッチング痕で、ダメージではありません)で、全面に滑らかな結晶面(画像2,4,6)が確認でき、尖晶石の最も求める古典産地であるモゴック地域産の特徴である高クロム含有量でUVライトで照らす場合は強烈な真紅の蛍光(画像5)を放ちます。ネオン感を帯びるラズベリーピンクの色合いに呈する群晶は大小二組の尖晶石接触双晶によって構成され(画像8:簡易結晶図)、正方晶系に属する尖晶石の独特な三角形結晶面がたくさん晶出し、注目すべき大きい方の接触双晶の表面はほぼ完全に誤差のない1.3センチの辺長を持つ等辺三角形結晶が立体感強く浮かび上がり(画像1,2,4,6)、まさに自然法則の精密な美が具現化した結晶そのもので、甘酸っぽいラズベリーキャンディのようにケースの中でごろっと展示できる(画像2,3)尖晶石接触双晶の大結晶ファインサムネイルコレクションです。1500年の採掘の歴史を持つ伝統的な宝石産地であるモゴック地域は鉱物結晶がカットされ、宝石になって初めて価値が認める観念がいまだ根深く、また2010年代に入りモゴック地域の資源枯渇が顕著で、完全な結晶形を示すカット級ルビーやサファイア標本は一般的な標本市場にもともと存在せず、現在では産状の整ったモゴック産ルビー標本すらも市場から消え、五大宝石であるルビーやサファイアに及ばないが優れたモゴック産尖晶石、特に立派なサイズを持つスピネル結晶標本もなかなか出会えない存在となり、大結晶シリーズのファインサムネイルコレクションを築きたい方におすすめのラーソンコレクションからの一点です。特筆すべきことはビル・ラーソン氏は彼が経営するPala International及びPala Mineralsのラベルが付属する販売が目的の標本を除き、ラーソンオリジナルラベルが付いたプライベートコレクションを放出することはほとんどなく、アーケンストーンのロバート・ラヴィンスキー博士が数年をかけ説得し、ラーソン氏が2019年に一部のカリフォルニア鉱物を含め放出された唯一の個人コレクション標本群で、当方がその一部をラヴィンスキー博士から引き継ぎ、今回の特別放出のために博士の了承を得て出品致します。番号13bのラーソンオリジナルラベル、アーケンストーンラベルが付属致します。 この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。

注意事項
※写真は白熱灯/UVライト環境で撮影しております。
※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。
※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。
※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。
※台座やミネラルタックは付属しません。
不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。

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